2012年8月4日土曜日

平和

平和とは、人類の永遠の願いであり、希望であり、夢である。世界が本当の平和を勝ち得る日は来るのだろうか。今日は「ヒバクシャからの手紙」というNHKの番組を見ていろんなことを考えさせられた。


戦争の記憶というものは本当に深く人々の中に残っており、特に戦争体験者の方は今でも当時の敵国にはあまり良い感情は持っていない。それはもちろんナチュラルなことだと思う。


僕は、時がたって戦争の記憶のない人が増えて、会話が始まって、分かりあえる日が来るんだと思っていた。少なくとも、そうなればいいと思っていた。ただ、今日はまた違う考えが生まれた。戦争の記憶を忘れて人々が分かりあう時代の先に、本当の平和はないような気がするのだ。戦争の痛みを知らないヒトは必ず同じ事を繰り返すだろう。


時が経つにつれて、戦争体験を語り継ぐということが困難になってきている。これを人任せにしてはいけない。この日記は一つの貢献であり、自分への戒めでもある。私たちは、是非戦争体験を受け継ぎ、その先に平和を作らなければならない。


確かに、平和とはなんなのか、はっきりと答えられる人はいないのかもしれない。人類が生まれてから、平和というものが存在した瞬間はなかったのかもしれない。平和とは単なる仮想でしかないのかもしれない。ただ、人間の未来に私たちが望む平和があると信じたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿