国会も終わり、次の総選挙に向けて党内での代表選が近くなっている。メディアもこの頃はこの話題ばかり。そんな中自分が感じた事を書き留めておく。
現在日本には民主党、自民党という2つの大きな政党があるが、そのどちらからも党内代表選に出馬する議員が多数あがっている。僕はこれはとても大きな問題だと思っている。なぜなら、これだけ多くの議員が代表選に出馬するということは、国会が行われている最中にも党代表に対して違和感や不信感を抱いていた可能性が極めて高いだろうと推測されるからだ。
しかし、その国会中には党内議員から党代表に質問や申し立てをする場面はほとんど見受けられないのではないか。それでいて選挙になると我先にと立候補する。これはおかしいと言わざるを得ない。それでは党代表なんてただの風除けみたいなものでしかないではないか。
それだけ、違和感を感じているなら国会のなかでたとえ同じ政党の代表者にであっても意見の申し立てや、異議申し立てをすべきである。誰のために政治をしているのか。今の政治家は本当に自分のことしか考えていないということになる。
前にも書いたことがあるが、僕はもうこの「党」という考え方やシステムそのものが古いと考えている。これだけ政治家がいれば党内で意見が違うこともあり得るし、一人一人が別の考え方を持っていて当然だと思う。そのなかで党というシステムに従っていくのにはかなり無理がある。日本の政治が変わるのにはまだまだ時間がかかりそうだ。
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