2012年4月30日月曜日

Patch Adams

たまたまお昼にやってた映画を見たんだけど、これが本当によかった。Patch Adams って映画なんですけどご存じの方もいらっしゃると思います。たしか高校の英語の教科書かなんかで見たことがあったのかな?

今日初めて全部見たんですけど、終始号泣でした。テンポもストーリーもすごくいいし、なんと言ってもこのパッチの生き方がすんごい痛快なの。

パッチは自分の生き方を入院していた病院の中で見出します。そして退院した後、彼は人のためになりたいと医者を目指します。


話は少しそれるんですが、これが茂木健一郎先生の言うプリンシプルなのだろうと思いました。彼は入院時の精神科の検診にものすごい違和感を感じてそれを解決しようと奔走するわけです。


そのプリンシプルのもと、彼は大学で”3年生になるまで患者と接触しない”というルールを破り、患者の人と積極的にコミュニケーションをとります。その結果何回も大学を追い出されそうになるんだけど、それでも彼は自分のやり方を変えませんでした。それは、おそらくそのやり方が彼のプリンシプルを満たしていたからだと思います。


これは、僕たちが本当に見習うべき生き方だと思います。強いプリンシプルと熱い情熱を持って仕事ができたらどれだけ幸せだろうか。もう一回見たいな~。

2012年4月29日日曜日

大学とは

大学って何するところなんでしょうか。僕は2年間この就職予備校的雰囲気に流されてしまったと思う。本来勉強なんてしようと思えばどこにいたってできる。わざわざ大学に行く意味なんてあるのだろうか。


でも高校卒業時に自分の将来像ある程度固めるなんてことは、僕にとっては難しかった。ほとんどの人がそうなのではないか。僕にとっての大学とは、いろんな価値観を学ぶところだったのだと思う。ほんとはもっといろんなことに挑戦して、いろんな人に会うべきだった。


ほんとに気づくのが遅くなってしまったが、そういう意味で「大学で社会勉強してきない」と僕に一任してくれた両親に、本当に感謝しています。より多くのことを学べるよう頑張ります。

2012年4月28日土曜日

できることをやる

自分にできることをやる。これが今年のテーマだ。去年、震災支援のボランティアをやって感じたこと。地震があってから、いろんなことを考えていた。ほんとは現地に行ってボランティアをしたかったけど、時間も余裕もなかった。それにいまだに放射能については恐怖心を持っている。

いろんなものが邪魔して、被災地のためになることは何一つできていなかった。でも友達に誘われて行ったボランティアで大事なことを学んだ。それが”自分にできることをやる”ということだ。現地に行かなくてもできることはある。僕はおかやまバトンという団体の取り組みに参加して、みかんにメッセージを書いて送ったり、鉢植えを送ったりしました。

自分が忙しいなら自分を優先していいと思います。無理してまでボランティアする必要はないと思います。でももう、「頑張りましょう」とか「応援してます」とか「忘れてません」だけじゃ足りません。たぶん必要なのは具体的な支援です。だから、できることから始めましょう。やれることからやりましょう。

今日は、このゴールデンウィークを使って被災地にボランティアに行くという動きが広がっていると聞いてすごくうれしかったです。自分のためだけじゃなくて人のためにも時間を使えたらすごく素敵な休みになりそうですね。

2012年4月26日木曜日

小沢一郎 無罪判決

今日は大きな裁判があった。小沢一郎さんの無罪判決だ。僕はもちろん、法律に詳しいわけでもないしこの裁判についてよく知っているわけでもない。しかし、面白いのはその食い違いっぷりだと思う。

自分もテレビだけ見ていたときは、小沢さんはどうも疑わしいと思っていた。しかし、インターネット上には小沢さんの無罪を主張する意見も多いことに驚いた。実際自分もメディアにコントロールされていたのだと気づく。今まで僕たちはイメージで塗り固められた小沢一郎を見ていたのではないか。


それから小沢さんについていろいろ調べたが、この人は民主主義に忠実な人ではないかという印象を受けた。今、民主党は増税の方向に走っているがこれは明らかに当初の民主党の目標とは違う。僕はもとから民主党に期待してなかったが、当時票を入れた人は無駄の削減や政治の変化に期待していたのではないか。そういう意味で小沢一郎という人物は一貫した主張を続けている人だ。小沢さんには民主党の当初の志を取り戻せるよう活躍してほしい。


検察はもはや信頼できる機関じゃなくなってしまっているのだろうか。この裁判がなければおそらく小沢さんは総理大臣になっていただろう。今回の裁判がある種のでっち上げで作られてしまったものだとしたら検察の責任は大きい。

あとは自民党の谷垣総裁?だっけ?あいつはなんなの?政治やる気あんの?ほんとに。もう「総裁」って呼び方やめましょう。ただのクレーマーじゃん。ほんと食い違いすぎなの、国民のしてほしいことと。

これから政治がよくなっていくことをただただ願うばかりです。

2012年4月25日水曜日

歴史

最近留学生と話すことが多いんですが、ほんとにいろんなことを学ばさせてもらっています。今日は韓国人の留学生と話す機会があって、歴史のことについて聞いてみたのです。

反日感情についてなんだけど、若い人で日本嫌いの人って少ないんだそうです。日本のドラマとかアニメとか文化のおかげで。でも、やっぱりまだ年配の方には確かに反日感情ってのがあるらしいんです。それは戦争があったし、しょうがないとは思う。もちろん、これからそういう強い感情を持った人は亡くなっていく。そうすれば、日本と韓国はもっと近くなるだろう。だけど、それでいいのか。ホントはそういう強い反日感情を持った人とこそ分かり合いたい。

竹島の問題についても聞いてみたんだけど、韓国ではもちろん竹島は韓国のものだという教育がされているのだそう。でも日本では日本固有の領土だ、って言ってますよね?

僕は歴史的なことはわかんないんだけど、あの竹島の何がいいの?って思うわけですよ。あんな切り立った島なんの魅力もないじゃん。つまり、結局のところ海洋資源の取り合いなわけでしょ?だったらさ、50:50で分け合いませんか?みたいな議論がなんでできねーの?1か100かで考えるから話が進まないじゃないの?だいたい自国の利益だけ考えるようなやり方なんか終わってるでしょ。先進国なんだからさ、もうちょっと世界のためになるようなことしましょうよ。ほんとにね、頑張りましょうね。

2012年4月24日火曜日

大掃除

今日は朝から大掃除しました。ほんと全然してなかったけ、掃除できてスッキリしました。あーあと、面接の内容がついに明らかになりました。緊張するわー。プレゼンと英語です。頑張ります。

2012年4月23日月曜日

首輪

朝大学に行く途中に首輪をつけてリードをつけられて散歩している猫を見た。なんか違和感を感じたんだけどなんでだろう。猫は首輪なしで散歩するものなんじゃないか?と思った。しかし何で犬がリードに繋がれているのには違和感を感じないのに猫だと違和感を感じるのか。

猫は自由に生きるもので犬は人間に従うべき動物だからだろうか。そもそも犬って首輪をつけて飼うものなのか。リードなしでも散歩できる犬もいるのに。

うーん。うちも実家で犬飼ってるんだけど、首輪つけてるんですよね笑 だけど今日の猫があまりにも嫌そうに散歩してたもんだから、首輪つけられるほうの気持ちも考えてみました。今度実家帰ったらかわいがってやろう。

2012年4月22日日曜日

Earth Day

今日はEarth Dayでした。Earth Dayってのは地球のみんなで環境について考えようっていう取り組みなんだけど、海外ではみんな知ってるらしい。受け売りなのでほんとなのかはわかりませんが。

ほんとは駅のほうで行われる清掃活動に参加しようと思ってたんだけど、自分の用事があって行けなかった。ボランティアはできなかったけど、用事は済ますことができた。

去年はボランティアを何度かやらせてもらった。すごく新鮮な体験だった。でも今日みたいな日は自分の用事とボランティアのどっちを優先すべきか迷ってしまう。自分のことをおろそかにしてまでボランティアなんかしてもしょうがないという思うんだけど、行かなかった時は何となく自分を優先させてしまった罪悪感がある。まぁ行けないときはしょうがないんですが。

というわけで来年は参加したいと思ってます。忙しくなければですが笑 Earth Dayに興味を持った方、来年参加してみたらどうですか?今日はEarth Dayの宣伝でした(^v^)

2012年4月21日土曜日

ついに

ついにESの下書きを終え、これから清書します。この一カ月は真剣に自分と向き合ってきた。ESを書いているようで実は自分と向き合っているのである。就職活動は旅に似ていると思うことがある。実際に旅をしたことはないので、ただの想像ですが笑

大阪・東京に向かうバスの中でこれから自分はどうなるのか、本当にしたいことは何なのか、と想いを巡らす。そのとき自分の心の中を旅しているような感覚になる。


今回は納得いくまで考え、書き上げることができた。これがある意味一つの岐路になるはずだ。とにかく自分のやり方でやってみよう。後悔することのないように。

2012年4月20日金曜日

くそまじめ

自分はたぶんくそまじめな人間だ。真面目すぎて慎重になりすぎてしますことがある。何か気になることがあると考え続けてしまう。

気分転換の仕方がわからないのだ。外に遊びに行ったり、一時的に忘れたりすることはできるかもしれないが、それは自分としては根本的な解決ではない。

悩んで考えて悩んで、納得いくまで考える。これが自分らしさかもしれない。自分らしさというものを今まで把握できたことがないが、今日はそんなことを思った。結局のところ、くそまじめなのだろう。

2012年4月19日木曜日

いい刺激

就職活動をしてほんとによかったと思うのは、いろんな人に会えたこと。いい意味で焦ってる人が多い。いい意味で焦っている人は、いい結果が出てると思う。

なかでも海外に目を向けている人に会えてよかった。ものすごくいい刺激を受けている。本来大学とはそういう場所なのだと思う。互いに刺激し合って高めあう。人の価値観を吸収して、自分の考えをぶつける。

15コマの授業で何かわかるほど世の中は甘くない。知識の海はもっと広くて深いのだ。周りの人にいい刺激を与えられる人になっていきたい。

2012年4月18日水曜日

習慣にすること

ふとしたきっかけでなにかを始めると、それが習慣になることがある。大学一年の冬、じいちゃんの法事に出席したとき、じいちゃんが日記を書いていたことを知った。それを聞いてなんとなく自分も日記を書きだしたのだが、始めてからもう2年以上経っている。

習慣になってしまうと不思議な感覚になる。始める前は、「そんな時間はない」なんて思ったりするが実際はそうでもない。このブログも、もうすぐ始めてから一か月になろうとしている。

まずは始めてみることが大事なのだろう。3日坊主でもいいじゃないか。それが本当にやりたいことなら続けていけるはずである。今一番やりたいと思っていること、始めてみませんか?

2012年4月17日火曜日

料理人

今日は晩御飯を作るのがめんどくさかったので近くのご飯屋さんに行きました。いつも思うんですけど、料理人の人の状況把握能力ってものすごくないですか?次の次の次にやることまで頭に入っている。

あの感じっていったいなんなんでしょうか。素晴らしいですよね。集中力を高いレベルでキープする力というか…ある意味いろいろな制約の中にあったほうが素晴らしいパフォーマンスを発揮できるのかもしれないと思いました。

2012年4月16日月曜日

集中力

僕は小学校から高校まで野球をやってたんだけど、野球から学んだことはほんとに多い。特に、メンタリティの部分で強くなったと思っている。自分は他のスポーツはあまりしたことがないのでよくわからないが、野球は一風変わったスポーツだと思っている。

サッカーやバスケットとは違いベンチに座って休憩したりできるからだ。しかしその分精神的なモチベーションがプレーに出てしまうスポーツだと思っている。試合中に集中力の上げ下げを自分で行わなければならないのだ。

集中力が極限まで高められたとき、時間がゆっくり流れるような体験をすることがある。体はボールに集中しているんだけど、頭では冷静に状況を把握している。自分は瞬間でしか体験したことはないがこの状態を自ら作り出すことで120%の能力を発揮できるのだろう。

この集中力を普段の生活に落とし込んでいきたい。集中力を高いレベルでキープできるように普段の生活をマネジメントしないといけないと思いました。

2012年4月15日日曜日

絶好調です!!

高校野球をしていた時、コーチから教わった言葉です。

みなさん、「調子はどう?」って言われたらどう答えますか?
僕はその時、「う~ん、普通です」って答えました。

そしてコーチに「”絶好調です!!”って言わないけんだろ」って教えてもらいました。

どんな調子であっても「絶好調です!!」と答える。
言い訳できない状況に自分を追い込む。
絶不調だったとしても「絶好調です!!」と言う。
この言葉で一回り大きくさせてもらいました。

みなさん、調子はどうですか?

2012年4月14日土曜日

どう思われているか

このブログを始めてからもう一か月になろうとしています。みなさん僕のブログを見て、どう思われていますでしょうか?おそらく、共感した方もいれば嫌悪感を持った方もいると思います。

僕はインターネット上に自分の意見を書き続けることは、すごく怖いことだと感じています。このブログを見て僕に対するイメージが変わった方もいることでしょう。何を生意気なことを言っているんだ、と思われた方もいると思います。

でもできるだけ、続けていきたいと思うのです。それはただの自己満足なのかもしれません。でもこのページを見て何かを感じてもらえたら僕は嬉しいと思っています。

「こいつはバカだ、おれならこう考える」とか、「この文のこの部分がなんか違うと思う」とか。


僕が書き続けることで誰かが何かを感じる機会を増やすことができるなら、たとえどう思われたとしても書き続ける価値はあると思います。

いつも見てくださっている方ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

2012年4月13日金曜日

ミサイル

今日は、北朝鮮がミサイルを発射しました。結局失敗に終わったんだけど、なんかひっかかる。なんとなく解決に向かっている気がしないのだ。解決というのがどういう形なのかは、まだ自分のなかでもぼんやりしているんだけど、これからこうしよう!という目標がないような気がする。

今日学校でフランス人の子と話す機会があったんだけど、フランスでは北朝鮮はどんな風に思われているのか聞いてみたところ、少し冷やかでバカにしたような雰囲気があるのだそう。

なんというかさ、これからもそういうスタンスでいいのか?って思うわけなんです。そりゃ今のふつうの世界観からすれば、ミサイル発射ってすごく問題だと思うんだけど、なんというか北朝鮮は「世界征服したろ」とか思ってやってるわけじゃないんだと思うんですよ。

そら少なからずそういう気持ちもないわけじゃないと思うんだけど、経済的な発展をしたいっていう想いがあったりとか自分たちだけでやっていけないから挑発したりとかしてると思うんですよ。僕たちには、そういう部分をくみ取ってともに歩む道はないのかと思ってしまう。自分は考えは甘いのだと思うんだけども、ミサイル打ち上げの失敗の意味だけでなく、これからこの問題を解決するためのビジョンを打ち出していかなければならないのではないでしょうか。


2012年4月12日木曜日

スピード感

今までなんとなく小学生やって、中学生やって、
高校生やって、大学生やってきましたけども
最近これじゃほんとに危ないということに気付いた。

そりゃ日本置いていかれますわ。
世界のスピード感と全然違うもん。

昔: 「やべ、黒船来た!乗っ取られる!」

今: 「よかった~、大学入れた~、大学生活楽しも!」


そら違うわなぁ~。負けて当然ですわ。
世界基準のスピード感で勉強せなまずいですな。
ほんと頑張っていきましょう!

2012年4月11日水曜日

自分と向き合うこと

就職活動が始まっていろんな人と会って自分と向き合うことが多くなった。
僕はほんとに効率が悪くて、エントリーシートなんてなかなか書けない。

でも実際ESと向き合ってるようで自分と向き合ってるんですよね、たぶん。
迷ったり悩んだりした分だけ、素の自分に近づけるんでしょう。
僕たちは就職活動をしながら自分はどんな人間なのか、本当は何がしたいのか探しているんだろう。

自信を持って自分をアピールできるようにとことん向き合ってみます。

2012年4月10日火曜日

自己犠牲

人は自分を犠牲にしても誰かのために尽力することがある。
自分の喜びより自分以外の人の幸せを嬉しく思うことがある。

これが次の時代を作っていく力なのだろう。
そんなことを考えていたら、専攻科にいた時のことを思い出した。

2008年の夏  -学びまつり-

「資本主義は崩壊する」

そのときはこの言葉の意味がよくわかっていなかったが、ようやくなんとなく理解できた。
これはJ.A.シュンペーターの言葉なのだが少し付け加えると、

「資本主義は自身の成長によって崩壊する」 という意味なのだそう。

つまり資本主義の恩恵を受けた人たちが反資本主義的な価値観を生み出し
資本主義社会は終わりを迎えるということを予言している。

僕はこの反資本主義的な価値観というのは、自己犠牲なのではないかと考える。
今日、全人類的に見ても経済格差はどんどん大きくなっている。

コンビニに行ってワンコインでジュースが買える人もいれば、
毎日物乞いをしながら暮らしている子供たちもいる。

僕たちは先進国に生まれた人間として、日本人として、
そのひとたちのためにできることを考えなければならない。
そして僕たちにはその余裕があるではないか。

しかし、世界は一瞬で変わるわけではない。
僕だって具体的に何かしているわけではない。

だから、まずは周りの人のために自分を犠牲にしてみないか。
自己犠牲の輪がここから世界中に広がることを願う。

2012年4月9日月曜日

続・ガッツポーズ

昨日、イチローはガッツポーズをしないという事を書いたが
何が言いたかったかというと自分もそんな人になりたい、ということだ。

あそこまでは無理かもしれないけど、
少なくとも自分の作ったものをみせつけたり、自慢したり、そういう気持ちを消してみたい。

なぜこんなことを言うのかと言うと、また茂木先生が出てくるんだけど、
プロフェッショナルになるには常に不満足であることが重要なのだそう。
常に不満だから、もっといいものを作り出そうとする。

自慢っていうのは、そのままだけど自分自身に満足する、ということなんでしょう。
常に不満であるという状態を作っていきたいですね。

僕は常に不満ではなく、常に不安なのです。
このことについて友達と話してたら、根本的な違いに気づいた。
たぶんその違いは、自信があるかないか。

自信がなくて常に不安なのと、自信はあるけど常に不満なのとは全然違う。
でも、不安や不満があるから人は努力するのでしょう。
とりあえず今は不安なだけだけど、努力していくうち自信に変わり、
不安が不満に変わっていけばいいなと思います。

2012年4月8日日曜日

ガッツポーズ

僕はイチローがすごく好きなのですが、どんな時でも彼はガッツポーズをしない。
その意味が最近少しわかってきた気がする。

彼に言わせるとガッツポーズは自分の限界を相手に見せてしまう行為なのだそう。
確か、なにかのインタビューでそう答えていた。

そういう自分の感情を消した部分に新しい世界があるのかもしれない。

2012年4月7日土曜日

現代の教育問題について

昨日は”学びの復権”から引用させてもらった。
今日は最近考えている教育の問題点について書きたい。

僕たちは幼いころやりたいことを持っていただろうか。
あまり思い出せないけど、やりたいことがなかったわけではないだろう。
少なからず何かに興味を持ったことはあったと思う。

「それでは儲からないからやめておけ」
「それで食っていけるのか」

ときどき、そんな意見を聞いて尻込みしてしまうことがある。
それは今日本がとても苦しい経済状況にあるから出てくる言葉なのかもしれない。
しかし、これが現代教育の問題点ではないか。

現代教育に欠けているのは圧倒的なプロの技を見せつけることではないか。
その道を極めるとどんな人になれるのか教えてあげることではないか。
興味をもったことを思う存分させてあげることではないか。

「そんなこと考えなくてもいいから、勉強しなさい」

なんて言葉で片づけられては学習意欲なんて育つわけがない。
目的も分からずに勉強できる人はなかなかいない。

現在の教育が詰め込み教育をさらにパワーアップさせたようなものに
戻ろうとしていることに対して強い危機感を感じています。
教育のありかた、再構築を真剣に考える時期に来ているのではないでしょうか。

2012年4月6日金曜日

2005年 学びの復権より

昨日なんとなく家にあった学びの復権を読みました。
”学びの復権”とは僕の高校で毎年配られる先生から生徒へのメッセージ集のようなものです。
今日はその中からひとつ紹介したいと思います。
尚これを英訳するのはとても難しいので今日の英訳はお休みにします。
(以下、学びの復権より引用。なるべく誤字のないように頑張ります。あったらすみません。)


      「勉強して何になるのですか」への返信     教頭 名越 和範

 それはやってみなければ分からない。初めから分かっている人などいないと思う。また同じことを勉強してもその結果は人さまざまだ。

 いきなり突き放すようなことを書いてしまったが、そもそも「なぜ」という疑問は、自分の思っていることと現実が食い違っているように感じられるところに発せられる。ということは、一致している(と感じられる)場合は出てこないことばなのであって、現実をそのまま受け容れる人や自分の頭でものを考えようとしない人からは絶対に出てこないことばである。つまり、「勉強して何になるのか」という問いの裏には「勉強したらよいことが何かあるはずだ」という推論があり、そしてその「よいことの実感が今得られない」という渇きがあるのだ。ただ、激烈な競争に明け暮れている全国の受験生にとってそのような疑問が浮かぶことは危険である。そんなことを考えていれば周りに置いていかれてしまうからだ。しかし浮かばないことが確実に良いこととも思えない。「よいことの実感」の内容によっては、本人の将来にも周囲にも不幸をもたらす危険性だってあるからだ。

 人生も似たようなものだ。どうせ最後には死ぬに決まった人生に何の目的があるか、初めから決められた答えなどないし、まして戦争の時代に生まれたり、言論の自由が制限される国に生まれたり、金持ちでないあるいは不仲な親のもとに生まれたりしたら、「生きて何になるか」と自問せざるを得ないだろう。一方あまりにも恵まれすぎて生まれたための不幸せだってある。十分な自由を与えられたことで、逆にどうしていいかなかなか決められない場合もあるのだ。いつでもどこでも、人間は不条理を抱えて生きている。問題は目的を人から与えてもらうか、自分から探しだすかである。
 好きなことをしていて「それで何になるのか」と自問する人は見たことも聞いたこともない。だから探しだすべきは「勉強して何になるか」の答えではなく、「自分は何をしたいか」の答えである。勉強はそれを見つける方法の一つでもあり、実現する手段の一つでもあるのだ。

 豊かさを実現した国ではほぼ例外なく教育問題が起っている。経済発展の途上にある国では問題がないのではなく、たぶん「勉強して何になる」という根源的な問いかけに対してそれとは直接関係のない、目に見える生活保障が用意されているからだろう。「勉強すればお金持ちになれる」「勉強すれば人から尊敬される地位につくことができる」等々。それは一定の経済発展がなされた後では答えにならない答えになってしまう性質のものではないか。事実日本ではそうなってしまったのである。30年ぐらい前までなら、イヤであろうが何だろうが我慢してやりさえすれば、結果として一定の収入を得たり社会的地位につくことができたりしたかもしれないが、今はそうとも限らない。

 では昔のほうが幸せだったのだろうか。一定の収入を得、社会的地位につくことは、いってみれば人生の「手段」であって「目的」ではない。それを昔の人は錯覚したままでもそのことに気づかずに済ますことができただけの話である。今となって、その矛盾は社会のいたるところにころがっている。君たちはそれを毎日見ているから疑問がわいてくるのではないだろうか。そういう意味では鋭い疑問なのかもしれない。でもそれを自分がしないことやできないことへの理由にしてはいないだろうか。果たしてそれでよいのだろうか。

 君たちが幼いころ言葉を覚え文字を知り、算数のたし算ひき算ができるようになった時のことを思い出してもらいたい。それらが身につくことは無条件にうれしいことではなかっただろうか。一つひとつのことが覚えられ、できるようになっていった時は親も子も同じように感動したのではないか。それが、学校という場で成績がつけられ序列化されることを通じて、学ぶことの本来のよろこびと、よい成績を納めるよろこびとが混同されるようになってしまったのではないだろうか。そう、君たちは「学歴競争社会」へ足を踏み込んでしまったのだ。結果が全てに感じられる社会ではよほど脳天気な人でもないかぎり、上にいても下にいても、それぞれに苦悩がつきまとうものだ。ではどうしたらそのような社会から精神的に抜け出せるのだろうか。

 競争は悪者扱いされがちだが、ゲームにおいてもスポーツにおいても必要不可欠なものである。勝たなくてもいいやと思って練習する人はいないし、ゲームで相手を負かそうという気もなくやっている人はゲームをぶちこわす人でしかない。競争にはそれによって自分や社会を向上させ面白くする部分が確かにある。しかし勝利至上主義になってしまうと弊害も多い。競争にはそのように両刃の剣の要素があるのだ。大切なことはゲームを降りてしまうことではなく、卑怯な手を使って勝つことでもなく、正々堂々とゲームに参加し続けることである。

 勉強することを競争と考えずに切磋琢磨ととらえよう。人と比べるよりも過去の自分と比べよう。そして多くを知っているだけで満足せずそれらを人生観や世界観にまで高めよう。自分を知り、社会を知り、そこから自分の志を探しだそう。うまくいくとそれは「使命」といえるものになるかもしれない。誰もが何か能力をもっている。それを見つけ出しうまく生かしていくことができたら、勉強の楽しみを発見し人生を豊かにすることになるのではないだろうか。勉強して何になるかの解答は、あらかじめ決まったものではなく、君たちが自分自身をごまかさず勉強と向かい合って作り上げていくものなのだ。


2012年4月5日木曜日

再稼働

あのですね、再稼働について書きたいと思うんですけども、
はっきり言いまして僕は反対なわけですわ。

再稼働とストレステストの結果は結び付かない。
ストレステストの結果安全なので再稼働、というロジックは成り立たない。
福島のようになる可能性が少しでもある限りは
再稼働を容易に許すことはできない。

しかし電力不足の問題についてはさらに議論を重ねなければならない。
そして正しい情報を仕入れることと、自分の意見を持つこと、
これを続けていかなくてはならない。

2012年4月4日水曜日

効率

僕は自分のことを効率が悪いと思っている。
いつも効率がいい人の事をうらやましく思っている。

みんなに平等に一日24時間が与えられているのに
なんでこうも差が出てしまうのだろうか。

そんなことを考えている間にまた差がついてしまうのだろうけど。

2012年4月3日火曜日

進路

今日は僕の友達の後輩と会った。
進路のことについて教えてくださいとのことだった。
「就活と公務員講座の両立はできますか?」と。

今年度は本当に悩み続けた一年だった。
去年の今頃は公務員になろうと思っていた。
それがインターンシップで世界観が変わり、
就職活動でいろんな人と出会い、
進路について悩み続け、
今は一般企業を受けと思っている。

僕は公務員になれば安泰だからとか、地元に帰れるから、
という理由で進路を決めてしまっていた。

まずやりたいことを見つけるのが先ではないか。
まだそれが見つかったわけではない。
だけど、悩んだ分だけやりたいことに近づけるような気がしている。

これから就職活動する人へ。
やりたいことを見つけてください。悩んでください。

今日は以上。

2012年4月2日月曜日

知力をつけること

学ばなければならないことはたくさんある。
例えば原発の問題や政治的な問題。
自分の意見を持つことが必要だ。

しかしここでいう自分の意見とは、マスメディアに作られたものであってはならない。
自らの意見を発表するためには十分な知力を養わなければならない。

そのため、まず調べること。
何も調べずに何か発言することは控えよう。
高くアンテナを張り、問題意識を持とう。

2012年4月1日日曜日

プリンシプルはあるか

師匠の茂木先生から聞いた言葉だ。
実際には白洲次郎さんの言葉らしい。

最近この言葉をよく自分に投げかける。

「現代教育にプリンシプルはあるのか。」
「政治にプリンシプルはあるか。」
「お前の生き方にプリンシプルはあるのか。」

力強く前に進んで行くにはプリンシプルが必要だ。
道に迷ったときは、プリンシプルに立ち返ってみてはどうか。